参院補選を終えたフィードバック - 社説
参院補選を終えて、各々の反応が各所から上がった。
当選した候補への喝采、また外れた候補への次へのアドバイス、そして大躍進した者への興味。
わく感情はさまざまであったが、今回は割愛させていただく。
今回論じる内容はズバリ、無所属 消しゴム候補 の大躍進だ。
補選において有力視されていた候補は貴島候補とこごりん候補であった。(空想新報は松野川候補を推していたが)その二人は言うまでもない。本題は、消しゴム候補が与党や各党へ与えたダメージだ。
消しゴム候補は突如現れ、選挙戦へと躍り出た。当初の予想は皆往々にして「コテンパン」にやられると思われていた。だが、その予想を大幅に裏切り、既存政党である進歩保守党の公認候補を抑え第三位へと堂々の入場を果たしたのだ。
これが推薦ありきなのならまだわかる話だろうが、彼は今回”無所属無推薦無支援”で民意を勝ち取った。惜しくも当選とはならなかったが、彼の与えた影響は計り知れない。民主主義の極致を垣間見た気分である。
2021.01.16
編集・編纂 愛国左翼
執筆 愛田 つばさ