空想新報ブログ版

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独裁化への移行 渡り歩いた総理の道 - 社説

独裁化が懸念されている。総理は数々の政党を渡り歩いてきた実力者でもあり、また政党組織の運営がとても上手だ。それゆえに、彼の手腕による独裁化への懸念が強まっている。

白石総理は今回の党内人事にて、”活発な党内運営”を唱え元民間の官房長官である貴島美波氏を常務委員に登用した。これは彼の党基盤の盤石化と彼の動きを最大限生かせる人事ということになる。党内活動が活発化する半面、彼の行う”一党独裁化”はなんとしても阻止せねばならない懸念事項だ。

今回の選挙で与党派が圧倒的多数で可決され、野党連合は敗北を喫した形だ。また、新たに無所属の急先鋒が来ていることもあり各党には緊張感が漂う。

そして今回の党大会では、もう一つの重大な議決結果が発表された。

マルクス主義労働者解放人民戦線へ対する”非難決議”である。


宗教政党である光明党は、世俗政党であるマルクス主義労働者解放人民戦線とは相性が悪い。これに関係してかどうか、光明党はマル労に対し非難決議を発表した。内容は省略するが、どうやら非寛容的姿勢のマル労への不満がたまっていたようだ。

事実上の宣戦布告となったこれに関しては、マル労の動きに注目しつつ光明党にも監視の目を向けなければならない。かつては政権与党で同じ仲間であったマル労との明確な対立に、一触即発のような空気が流れる。


2021.01.17
編集・編纂:愛国左翼
執筆:愛田 つばさ