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白石氏「批判ばかりの野党 万年野党でいればいい」政見放送、波紋呼ぶ 陰謀論に染まった元総理の末路になるか - 社説

2月2日に行われた第一回政見放送において、白石氏は光明党代表として登壇した。かねてより桂氏や与党関係者とDSについての論議を発し、事務局長批判とともに沸き上がったDSによる陰謀論を、どうやら大真面目に掲げていたようだ。私としては、かなり眉唾なものを信じる”元総理”には、前より怪訝な目を向けている。

白石氏は政見放送内にて、「野党は批判ばかり 万年野党でいればいい」や「一貫性がない」「界隈の維持のためといい選挙制度を改悪した」という批判パフォーマンスを繰り広げた。中には私自身なるほどと思う部分もなかったわけではないが、それ以上に白石氏の思考が徐々に乱れている印象を受けた。

白石氏は政見放送内にて、野党による批判だけの姿勢を取り上げてそこを批判していたが、総理自身は今回の政見放送ではほとんど批判のみを展開し、有権者へのアピールはそれに乗じたものへと終始した。結局のところ、選挙制度改正による足元がおぼつかなくなった結果若干の錯乱に陥ったのではないかと私は推察している。

また、彼がかねてより主張している「DSによる圧力が事務局にあった」とする”陰謀”も、その錯乱状態でおぼつかない思考によってひりだされたものではないのか、という見方もある。そもそもDSの定義があいまいで、おそらく発言の節々から次世代や希望を筆頭とした野党連合に目を向けているのだろうと思われているが、その根拠も希薄だ。”あったはず”という主張で選挙戦に挑む姿は、とても滑稽に映って仕方ない。結局のところ、政権を手放したくないのならばもう少しまともな論を展開するべきだ。後のことをずるずると引きずり、また組織票合戦と揶揄される現在の空想国会選挙におけるパフォーマンスには、断じてNOを突きつけなければならない。

これは総理に限った話ではないが、口先だけの議員というは実在や空想国会に限らず多数存在している。そのような政治のガンを取り除くためには、選挙という公正な場で審判を下さなければならないのだ。総理のこの心底有権者をなめ腐った態度を、野党連合としてはNoを力強く突きつけ、現実を見せなければならない。与野党ともに注目が集まる。

 

 

 

2021.02.02

執筆:愛木 みつる

編集・編纂:愛国左翼

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